SEARCH THIS SITE.
CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>
ARCHIVES
CATEGORIES


OTHERS
Psychederhythm S-S-Hのサイコマスター PG作製(Selector SW斜め/Tap SW増設)&メンテナンス

Psychederhythm Psycomaster サイケデリズムのサイコマスターお預かりしました。キルトトップの美しいギターです。

コントロールの改造にともないピックガードの作製とメンテナンスのご依頼です。

お預かり時にお客様と相談をして、赤べっ甲のピックガードにする事にしました。

作業はまずバラしから、カチッとした作り

ピックアップはポーターのシングルとハムバッカー

改めてキルト杢が綺麗ですねー

ピックガードを作るにはまず型作りをします

手作業で整えていきます。

ピックアップが入る事を確認して

トリマーで型抜きし、さらにフライス、ボール盤などで加工します。写真は加工最終工程ネジ穴の面取りです。

今回オリジナルから違う点はセレクタースイッチが斜めに取り付くのとボリュームとトーンの間にハムバッカーのタップスイッチが取り付く点です。

ノイズ対策にピックガードの裏にアルミシートを貼っています。

ピックアップ等の部品を取り付け

ボディーへ戻します

フレットがくすんでましたので、スチールウール(ボンスター#000)で磨きます。

指板の木目方向に磨き指板に傷がつかないようにしています。

ピカピカになりましたね

弦を張りセットします

セレクタースイッチの使い勝手がいいです

全体!赤べっ甲しぶい!全体的に引き締まった印象に変わりました。

それにしてもキルトの杢がいい!

なかなか良い感じに仕上がったかと

ありがとうございました♪



◯ワルツギターズへの修理・改造のご依頼、ご相談は→こちらよりどうぞ!

 

◯工房オリジナルギター、スタンド、シールド、木のピックなど販売しています!→WALTZ GUITAR SHOP



| ギター改造 | 16:01 | comments(0) | - |
トップローディングのテレキャスター ブリッジ交換

Fender Japan のテレキャスター、ブリッジ交換でお預かりしました。ブリッジの座りが悪く左右にズレるのが問題の為の交換です。

打ち合わせでゴトーの6本独立のブリッジにしましょうと、GTC201にとなりましたが、

バラす時に気づきました…このギターは弦をボディ表側から通す、トップローディングじゃあないですか!?打ち合わせ時に気付けという感じなのです見落としていました。ゴトーGTC201は裏通しのみ対応してますので付けられません。

それで、お客様と相談しまして、ウィルキンソンのブリッジにしました。現在トップローディング出来るブリッジはこのブリッジしかありませんでした。

さあ、気を取り直し取付ける為にバラしまして

新しいブリッジを置いてみて確認、取り付けネジが4本になり、位置も違うので新たに下穴をあけます

こんな感じで下穴あけました。

フレット磨きにオイル塗布します。綺麗になりますね

弦を張って、セットアップして

完成です!ブリッジがしっかりしてよくなったかと思います。サドルの素材がブラスになった為音も太くなった印象です。

今回のギターはワルツ初期(たしか最初は所沢駅で待ち合わせをしてミスドで受け渡しをしたりしたと記憶します)の頃からお客様でした。ありがとうございました。


 

 

◯ワルツギターズへの修理・改造のご依頼、ご相談は→こちらよりどうぞ!

 

◯工房オリジナルギター、スタンド、シールド、木のピックなど販売しています!→WALTZ GUITAR SHOP


| ギター改造 | 15:59 | comments(0) | - |
Fuji FOLK GUITAR F80 アコギ 70年代?松本工場日本製

日本製の古いアコースティックギターをお預かりしました。Fujiというブランド、雰囲気から70年代っぽさを感じます。ナット溝調整、フレットすり合わせ、必要ならサドル調整により弦高を出来る限り低くして欲しいとのご依頼です。

Fujiのロゴ、いいですね

ボディ内に貼られたラベルをみると、黒澤による工場、松本工場、とあります。

ナットはブラックタスクの整形済み品を支給されたので、溝の深さ調整のみ行いました。

 フレットすり合わせでフレット高さのばらつきを取り弦高を下げてもビビりづらくします。

最終的な弦高はサドルで調整。サドル底面を少しだけ、コンマ2〜5ミリくらいだったか削りました。このあたりは削り過ぎないように勘の作業。

仕上がり

カラッと軽い鳴りでちょっと爪弾き用に良さそうなギターでした。

 

 

 

◯ワルツギターズへの修理・改造のご依頼、ご相談は→こちらよりどうぞ!

 

◯工房オリジナルギター、スタンド、シールド、木のピックなど販売しています!→WALTZ GUITAR SHOP

 


| ギター修理 | 11:34 | comments(0) | - |
Gibson Les Paul ナット交換とフレットすり合わせ

Gibson レスポール ナット交換とフレットすり合わせのご依頼。

鋭角に落とされたナット形状。同じように作ってくださいとのこと

このレスポールの赤いいですよね。マホガニーもワンピースで木目もよい。

フレットすり合わせはハイフレット重点的に行いました。

ナットを外し、素材はミカルタからタスクへ

整形して弦溝切り

できました!

なるべく弦とナットが点で接するようにナットを落としています

フレットすり合わせたのでピカピカです!

いい感じ

完成!!!

ちょっと控えめな杢の出方が美しいレスポールでした!

 

 

ワルツギターズへの修理・改造のご依頼、ご相談は→こちらよりどうぞ!

 


| ギター修理 | 21:26 | comments(0) | - |
Infinite Trad T ピックガードの作製

Infinite(インフィニット)のTrad TをTrad STに引き続きお預かり。

こちらもピックガードの作製依頼です。

こちらのギターもミディアムスケールで、ディンキー(小ぶりな)ボディー

ヘッドも小ぶりです

いつもと同じようにMDFで型作り

実機に合わせて確認

ミントグリーンで作製です。

出来上がったPGを合わせて確認

PGの裏にアルミシートを貼ってノイズ対策

取り付けて完成です!

ピックガードでだいぶ印象が変わりますね!

ギターの雰囲気を変えたいときにピックガード交換おすすめです!

 

 

ワルツギターズへの修理・改造のご依頼、ご相談は→こちらよりどうぞ!

 


| ギター改造 | 21:02 | comments(0) | - |
Infinite Trad ST ピックガードの作製

インフィニットのTrad Tをお預かりしました。

Infinite(インフィニット)は大阪発のオリジナルギターメーカーとのこと、私はあまり良く知らなかったので興味深くギターを観させてもらいました。

今回お預かりしたギターはミディアムスケールでボディーが小ぶりです。

ご依頼内容はピックガード作製です。

レリック加工されています。

ヘッドをみてまず気になったのが、指板とネックの接合方法。ネックと指板の接着面に凹凸があってはめ合わせてます。これは面白いです。接着強度の確保、ネック強度も増しそうですし、鳴りに大きく影響してきそうです。

電気系もチェックしていきます

ネックがボディーに深く差し込まれています。

さて、ピックガードは茶べっ甲で作製します。

まずはMDFボードにオリジナルのピックガードを写します。

アナログな手法で

型作り

トリマーで抜いて

各部加工して

最後に面取り

写真ないですが、アルミシートをピックガード裏面に貼って完成。電装を取り付けて取り付け

元に戻して完成です!

茶べっ甲、落ち着いた雰囲気になったかと思います

うん、かっこいい。

 

 

ワルツギターズへの修理・改造のご依頼、ご相談は→こちらよりどうぞ!

 


| ギター改造 | 20:55 | comments(0) | - |
1994年製 Fender custom shop 1954 ストラトキャスターをフレットすり合わせ&メンテナンス

山梨県内の新規のお客様より、

ストラトキャスターのフレットすり合わせのご依頼をいただきました。

メイプルワンピースネックとアッシュボディーの組み合わせ。私の大好きな組み合わせです。

アームの差込口にシールが貼られているのが、なんだかデットストック感を感じます。

ネックに杢が出ていますね〜

ソフトVなグリップで厚みのあるネック

カスタムショップのデカールが昔のタイプのもの

ジョン・ペイジさんのサイン付き

94年のネックデイト

年輪の詰まった材です

電装をチェック

コンデンサがオレンジドロップではないけれどオレンジ色のなにか

ピックアップワイヤーはフォームバーっぽいですね

フレットのすり合わせ。今回のネックはフレットの減りはたいしたことありませんでしたが、音づまりがありました。

木でできたネックは経年で変化しますから、フレットの高さにもばらつきが出てきます。

仕上げはピカール

ピックガードがなんか薄く感じたので測ってみました、1.45mm薄い!

ジャックの掃除、アルコールを含ませた綿棒でリング側を重点的にお掃除。結構真っ黒くなるんですよ

ネックの厚みも図りました。1フレット部21.6mm

12フレット部で25.2mm、25ミリはなかなか見れない厚みです

トレモロスプリングは5本掛け

弦を張って

セットアップ完了です!

この頃のカスタムショップ製は塗装がラッカーではないので、いつまでも新品のような美しさが保たれています。

スワンプアッシュにメイプル1Pネックはやっぱいいですね・・・

 

 


| ギター修理 | 22:25 | comments(0) | - |
| 1/559PAGES | >>
SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENT
LINKS


Related Posts with Thumbnails