HAPPLEの土岐氏よりオーダーのテレキャスターの紹介です。
「キンキンしないけど抜けが良いギター」がオーナーからの要望で・・・
この要望を踏まえながら、各パーツの選定を行いできたのがこちら↓↓↓
まずはじっくりスペックとギターをご覧ください
"TE for YD"
birthday 2016/09/06
maple neck
rosewood fingerboard
25.5inch scale
22 Jescar FW47104NS frets
Tatsuta titan truss-rod
Luminlay side position marks
alder body
GOTOH magnum-lock tuners
GOTOH BS-TC1 bridge (In-Tune Saddle)
Waltz Custom Wound Pickups
1vol, 1tone, 1selector sw, 1output
nitrocellulose finish
3510g
ネックはスタンダードにメイプルにローズ指板。メイプルは板目です。柾目だと硬すぎるかなぁ〜と、ここはスタンダードに。
そしてメイプル1Pでも硬すぎるだろうからローズ指板です。
ボディーはアルダー。テレキャスターのボディー材というと、アッシュかアルダーですが、ここもアッシュでは高域により過ぎるだろうと思いアルダーです。
そしてブリッジサドルを真鍮にしました。音の太さとキンキン要素の減少を狙って真鍮です。ちなみにブリッジはGOTOHのインチューンサドルでオクターブチューニングが良好です。ライブにレコーディングに使われる事を考えるとピッチは重要です。ピッチをよく作るのは当たり前といえば当たり前ですが・・・
最終的な出音というのは、各パーツのバランスだと思いますが・・・
フレットはジェスカーのニッケルシルバー、硬めのフレットです。音の立ち上がりが早くなります。この選択は少し迷ったところでもあります。もう少し柔らかいフレットを使うのも良いかと思いました。が抜けよくと考えると、ジェスカーかなぁと・・・
トラスロッドはチタンです。鉄より軽量でネックの鳴りに結構関わるかと思います。ネックだけでタップした時、軽快に気持ちよく鳴ってました。ネックを軽く作りたい時に有効です。
ナットは普通に牛骨(無漂白)。ペグはゴトーのマグナムロック、チューニングの安定に一役買ってて、弦交換も楽ちんです。
ピックアップは、自家製、ワルツカスタムワウンドです。
マグネットはアルニコ5,ブリッジは42AWGのフォームバー、ネックは43AWGのフォームバー。
巻き数をスタンダードなテレキャスターより多く巻いてます。それによりハイのキツくない音を目指しました。
納品の時、ジャズコとマーシャルでそれぞれ音出ししてもらいましたが、大丈夫でした・・・(ほんと納品というのは緊張しますね)
フレットは22フレットにと、そして、ヒールカットでハイポジションの演奏性アップです!
ジョイントプレート、当初fenderのプレートを流用しようと思ってたのですが、在庫なしで納期がかかるようだったのでステンレスの板で作りました。結果オーライで、ボディーのマットフィニッシュにもマッチしたプレートができました。
ボディーカラーは、いくつか候補の画像を送ってもらった中から選びました。
艶消しの青っぽいグレーで、なかなか良いカラーに仕上がったかと思います!今後も使いたい色です。
同じ仕様でオーダーしたい、自分だけのテレキャスターが欲しい〜などあればお気軽にご相談ください。
お問い合わせは→http://www.waltzguitars.com/contact.html
HAPPLE、ポップでカラフル、楽しいバンドです!
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