今年はブラックミュージックを中心に聴いています。なんでかと言うと、ブルースやソウル、ファンクのフィーリングってカッコいいじゃないですか、それを自分でも弾いてみたくて、わたしはリズム音痴なんですが、聴く事でなんとかフィーリングをつかめないかなぁというのと、まだ聴いていない私にフィットする音楽との出会いを求めているからです。
それでなんでタイトルのグラントグリーンを聴いているかというと、ギター練習をしていてダブルストップという奏法の解説でグラントグリーンがこんな風に弾いています。と、またジョージベンソンやBBキングもグラントグリーンに影響を受けていると聞いて聴きはじめたのです。
グラント・グリーン(Grant Green 1935-1979 43歳没)は、60年代のBlue Noteを代表するギタリストです。
アルバムを順番に聴いてみると、プレイスタイルが年代と共に変化していくのがわかります。60年代前半はビバップスタイル、60年代中盤以降ファンキーな感じが入ってきて、60年代後半70年代はファンク、ソウルフルなギター、そしてブルージーでもあります。
使用していたギターはギブソンのES-330、Gibson L7 にマッカーティピックガード•ピックアップ、エピフォンエンペラー、といずれもシングルコイルピックアップのギターでした。それゆえかグラントグリーンのギターはクリーンな音色が特徴です。
チャーリークリスチャンに影響を受けていたそうなので、その影響も考えられます。
さて、数多くの音源が残されているとどこから聴けばいいのか迷ってしまいます。おススメや名盤と言われるモノが必ずしも自分に合うともかぎらないので、時代の古いモノから順番に聴くのが一番かなと個人的に思います。サブスク時代なのでそれが手軽に出来る!一枚づつ買わなくて済むので、ほんとありがたいです。
ミュージシャンによってはハズレアルバムがある事もありますが、グラントグリーンにはそれがありません。
一通り聴いてみて、自分好みだったのは、
Green Street
Iron City
Live at Club Mozambique
Visionsもいいなぁ
という感じです。