インフィニットのTrad Tをお預かりしました。
Infinite(インフィニット)は大阪発のオリジナルギターメーカーとのこと、私はあまり良く知らなかったので興味深くギターを観させてもらいました。
今回お預かりしたギターはミディアムスケールでボディーが小ぶりです。
ご依頼内容はピックガード作製です。
レリック加工されています。
ヘッドをみてまず気になったのが、指板とネックの接合方法。ネックと指板の接着面に凹凸があってはめ合わせてます。これは面白いです。接着強度の確保、ネック強度も増しそうですし、鳴りに大きく影響してきそうです。
電気系もチェックしていきます
ネックがボディーに深く差し込まれています。
さて、ピックガードは茶べっ甲で作製します。
まずはMDFボードにオリジナルのピックガードを写します。
アナログな手法で
型作り
トリマーで抜いて
各部加工して
最後に面取り
写真ないですが、アルミシートをピックガード裏面に貼って完成。電装を取り付けて取り付け
元に戻して完成です!
茶べっ甲、落ち着いた雰囲気になったかと思います
うん、かっこいい。
ワルツギターズへの修理・改造のご依頼、ご相談は→こちらよりどうぞ!
2020年に当工房にてカスタムオーダー製作したギターの改造を行いました。
リアPUをジャガー用のシングルコイルPUからハムバッカーへ改造です。
自分で作ったギターの経過をみれ、久々のオーナー様との再会で楽しい改造となりました。
ラッカー塗装にところどころ欠けがあったりで良い感じになってます。
ネックはつや消し仕上げでした
ボディー裏もチェック
新たに取り付けるPUはSuhrのThornebucker、53mmピッチ。
ネックとネックポケットのサイン。
トラスロッドの穴なぜこんな形に・・・?忘れてしまった。
バラシ
ピックガードにマスキングテープを貼ってケガキ
ボディーへハムバッカーのザグリ
ピックガード加工
取り付け
元のシングルコイルの穴形状もハムバッカーとうまく馴染みました。
フロントはジャガーシングル、まんなかP90、そしてリアハムとなかなか珍しい組み合わせになりました!
SuhrのPUのヘアライン仕上げとブリッジが良い感じ合っているなぁと思います。
こちら、即日渡しでなんとか無事にお渡しできました。
自分が作ったギターをまたこうして改造できるは面白いですね〜
ありがとうございました!
スワンプアッシュのボディーのストラトキャスターの組込を行いました。
70年代モデルのストラトのボディーにジャズマスターのネック、ピックアップをレースセンサーでプリアンプ組込、ミッドブースト付き、いわゆるクラプトンスタイルの電装で組込ます。
3トーンサンバーストのボディー
組み込む部品達
3点ドメから4点どめにするのに穴埋め
プリアンプのキャビティーの位置を決めています
ボディー裏側にバッテリーボックスを取り付けるために位置決め
型を作ってハンディールータでザグっています
型はこんなふうに固定して加工を行っております
アッシュは加工性がよくきれいに仕上がるので好き。
配線の穴あけ。これがなかなか難しい。
バッテリーボックスついたところ
レースセンサーPUと電装パーツを組み込んで
パールのピックガードとネックの組み合わせがかっこいいです。
やんややんややりまして、セットアップ完了です!
4点どめになって新たに生まれ変わりました。
楽しい改造でした^^
ちなみに最終的な重さは3.57kg。軽いアッシュボディーだったのでバッテリーやプリアンプ内蔵にしては軽く仕上がりました。
ピックガードのちょっとした加工依頼いただきました。60年代ストラトのピックガードに見られるロッドナット付近の窪みの加工。
わかるでしょうか?
こんな感じに削りました!
国産アコースティックブランドSWITCHのギターをお預かりしました。
ピックアップ取り付けのご依頼ですが、取り付けるピックアップは2つ。
サウンドホールにサンライズS-2、ブリッジの下にK&KのPure Miniを取り付けます。
サンライズとpure mini
Switchはドルフィンギターズのオリジナルブランド。
ヘッド、3弦ペグのところの塗装に剥離がありました
補修後↓ちょっと残ってしまいましたが、これ以上は接着剤が入ってくれませんでした
あと、ストラップピンも取り付けます
ヒールキャップ部に
取り付けました。
エンドピンジャックの穴開け
サンライズの直流抵抗値が気になったので測ってみました。2.2kΩとエレキギター用のピックアップと比べるとかなり低い数値。
2つのピックアップをひとつのアウトプットジャックから出力する為に配線。各ピックアップ出力をステレオで割当てます。
ひとつにまとまったピックアップ
K&Kの取り付け。説明書を熟読しまして、専用の治具を使って位置決め取り付けを行います。K&Kのピックアップはゼリー状瞬間接着剤での貼り付けを推奨しています。写真の透明のゼリー状のモノは瞬間接着剤
ボディー内部、ブリッジ裏側へピックアップを貼り付けて
3つのコンタクトピックアップがつきました。
ボディー内部のピックアップ配線をまとめて、サンライズを取り付け。こちらはサウンドホール部のトップ板に挟み込んで取り付け。
全体調整の依頼も受けましたので、指板、フレットのお掃除
あとナット溝の調整。アコースティックギターは特に3弦がチューニング時にピキッと鳴る事があります。このギターもその症状がありナット溝をさらいました。さらった直後は良かったのですが、数日するとまたピキッと症状が出ました。ここの調整は難しいですね…
さて一通りチェックと掃除をして完成です!
ピックアップの出音はステレオYケーブルで2つのアンプへ出力してチェックしました。ミキサーがあれば2つの音をミックスして出力できるのですが…。
サンライズはパワフルな印象、K&Kはボディーの振動に敏感に反応します。それぞれ違うキャラクターを上手くバランスさせると面白そうです!
Switch のギター非常にバランスよく鳴る弾きやすいギターでした!
KingSnake のフルアコ
ピックアップ交換のご依頼です。
P90からゴールドフォイルピックアップへ交換します。
ピックアップ交換するのに配線を取り出します。
ローラーのゴールドフォイル、p90ドッグイヤーのアダプター付きでそのまま載せ換え。高さ調整はスペーサでする必要があります。
配線作業全体の図。
ゴールドフォイルかっこイイですね!
取り付け完了!
キングスネイク、ラッカー塗装でよい鳴りです。
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珍しいウクレレお預かりしました。ウクレレなのに弦が6本です。
カニレアというハワイの工房のモノ。
PU取付のご依頼でした。
サイズが特殊だったので、一苦労ありました。
ModelはK-1 GL6 Deluxe
アンダーサドルタイプのPUを取付ますが、ぴったりのサイズがありません。
PUサイズがサドル長よりも少し長い・・・サドルの加工は大変なので、ここは考えました。
赤矢印方向にPUの逃げの穴を開けました。
無事にPUが入ることを確認
PUは収まったので、
エンドピンジャック用の穴あけ
コントロールをサウンドホール横へ取付
完成です。
ウクレレというか小さなギターと言う感じでした。
かわいいですね〜
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Line6のVariax700をお預かりしました。
ちょっと特殊なギターの改造依頼です。
このギターはモデリングギターと呼ばれるどんな音でも出せるギター…
普通のピックアップはついていなくて、
ブリッジサドルにピエゾピックアップが搭載されています。内部のプロセッサにより、エレキだけでなくアコギの音なども出せてしまいます。
ご依頼内容は、ブリッジをフロイドローズタイプへの付け替えです。ブリッジはグラフテックより出ているサドルにピエゾが仕込まれているものへ。
ペグはスタインバーガーのギアレスチューナーに交換されていました。
お客様自身ギターイジリが好きでご自分でいろいろやるそうです。
マグネットPUがないとのっぺりした感じ
ボディー裏側には大きなバックパネル。
↓このように基板が組み込まれています。
ブリッジのピックアップからこのようなフレットケーブルで基板に繋がります
イナーシャブロックにピエゾからの配線が一度まとめられています。
フレキシブルフラットケーブル、型番から使えるモノをさがしてみました→こちら
ボディーのパーツをすべて外してから加工に入ります。
マスキングテープの上にケガキ
スタッドの穴あけ
トレモロのザグリ、第1段階、裏側へ貫通
スプリングキャビティーを加工して
一度ブリッジを置いて確認
アームアップをできるようにリセス(落とし込み)加工する為の型をつくります。
リセス加工しました。
カッコがついてきました
ブリッジを組み込み
配線
基板をもとに戻します
写真だけだとうまく行っているように見えるかもしれませんが、戻すのに一苦労です
音出し確認して問題ないことをチェックしてできました!
裏側
フロイドローズへ換装完了です!アームアップもいけます!
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Kalamazoo KG-1-A ボディーがSGシェイプのギターをお預かりしました。
1ピックアップ仕様の60年代のギター、ギブソンカラマズー工場で作られていたものです。
PU交換、PG作成、ペグお取り付けのご依頼です。
ヘッドの形状がかわいい。
ピックアップはハムバッカーにしますが、ボディーと干渉するので、要加工です。
ピックガードは黒1Pで新規に作成しました。
ボディーのPUネジが当たる部分を少し掘りました。
配線をして、
ペグを取付、ゴトーのマグナムロック。
弦を張って、
セットアップ!!
より実用的に
白いボディーに黒のハムバッカーと黒のピックガードカッコいいですね〜
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